次回の青木大膳
第6回「駿河大乱」
駿河を放浪していた青木大膳(四方堂亘)は今川家の援軍として派兵された北条軍と遭遇する。
遠征にもかかわらず乱取りを禁止されていた北条兵は見るも無惨な姿であった。
怒れる大膳は北条の全軍を前にして「生きるための乱取り、愛するための乱取り」を高らかに説く。
大膳の演説は多数の兵士の支持を得、その勢いは北条氏綱(品川徹)・ 氏康(松井誠)の支持を上回り大きなうねりを起こすのであった。
かくして北条軍は全軍をあげて乱取りに取りかかる。
後に「素奪誅主日(すうばーちゅうずでー)」と呼ばれる大乱取りの幕開けであった。
大膳も大いに力を振るい次々と乱取りをこなしていく。
その姿は生きた伝説と呼ばれるのであった…。
押し入った家にて惰眠を貪っていた大膳は不審な足音に目を覚ます。
戸口から大膳を窺っていたのは片目に草蛙を履いた不気味な男であった…。
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